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「第13回 韓国日本近代学会 2006年度春季国際学術大会」に参加して国際委員会委員 鶴田佳史 5月20日、韓国釜山の東義大学校国際館にて韓国日本近代学会「第13回 韓国日本近代学会 2006年度春季国際学術大会」が開催されました。
「韓日近代学 研究 現在 未来」を共通テーマとして、日本全国、韓国全土から総勢100名を超える研究者が集まりました。日本と韓国の研究者により招請講演が行われ、研究発表も7つの分科会にて60弱の発表が盛況のうちに終わりました。
今回の国際学術大会は日本ビジネス・マネジメント学会との共催であり、本学会からは専務理事である櫻木晃裕先生と国際委員会委員鶴田佳史の2名が参加し、研究発表と司会、コメンテーターをいたしました。 開会式では、李京珪学会長による開会の辞、姜昌錫東義大学校総長によるご祝辞をいただきました。招請講演では、李漢燮高麗大学教授による「近代国語語彙 中国語・日本語・語彙 関係性」、木村一信立命館大学教授による「移動の近代―日本近代文学を視点として―」と近代学に関する貴重な講演を聴くことができました。開会式、招請講演とも東義大学校の迎賓館ともいえる国際館大ホールにて厳かな雰囲気の中で行われました。
開会式、研究発表とも、通訳の方が専属で対応して下さり、韓国語が全く分からない私でも不自由せず学会期間を過ごすことができました。要旨集も、日本、韓国の研究者の交流を図るために配慮されており、日本語、ハングルの双方で記載されていました。自分の論文のハングル訳を目にし、国際大会への参加を実感いたしました。分科会では、日本側、韓国側の双方から有意義で活発な研究発表と議論が交わされました。鋭い指摘ながらもお互いを尊重した質疑応答であり「礼の国」韓国を感じました。
また、韓国の先生方、学生の方々は気さくで親切な方ばかりで、研究発表はもちろんのこと、空港やホテルへの送迎、懇親会等でも大変なご配慮をいただきました。学術大会前日夜に行われました「韓日懇談会」では、李京珪学会長、関根英行学会総務理事、李漢燮先生を中心に韓国の先生方からご招待を受けました。学術大会後の懇親会でも連夜の招待を受け、日韓の研究者の交流が益々深まったことを感じました。大会期間中は、最高級ホテルである釜山ロッテホテルに日本からの研究者は全員宿泊し、韓国の雰囲気を堪能いたしました。今回の学術大会では、韓国の先生方には、大変お世話になりました。特に、関根先生は、国際学術大会運営のため多忙である中、日本からの研究者のために釜山滞在中は常にあたたかいお心遣いをして下さいました。心より感謝しております。 韓国日本近代学会は、これまでは文学系の近代学が研究の中心でした。今回の日本ビジネス・マネジメント学会との共同開催をきっかけに、経営領域での日韓の研究者の交流がさらに深まることは間違いありません。今後の日韓の学術交流が本当に楽しみです。 |